あらすじ

 

 

精神病院の一室で、ある一人の青年が目覚める。
 
しかし、彼は完全な記憶喪失だった。
 
自分が何者であるか思い出すために、
精神科の教授が残した奇妙な遺言書や論文、様々な資料を読み漁る。


その中に『ドグラ・マグラ』という古びた原稿用紙の束があり・・・・

 

 

※上演にあたっては、原作雰囲気を損なわないよう、原作の言葉をなるべくそのまま使用しております

 

各回のメインキャストの組合せがすべて異なる

"マルチキャスティング”!


さらに、ストーリーの起承転結が公演毎に巡る、4タイプの

“ウロボロス構成”!!

 

 

★マルチキャスティングとは★

≪青年 I×モヨ子×若林教授×正木博士≫の組合せが各回ごとにチェンジする。

演じる相手によって変わる役者の間に流れる空気感。

相手を変えることにより、芝居の真髄でもある、役者本来の姿を

存分に堪能することができる。

朗読劇ならではの、マルチキャスティング企画。

 

 

 

★ウロボロス構成とは★
『ドグラ・マグラ』の最大の特徴である、ストーリーの堂々巡りを活かした奇抜な構成!! 

 

通常は起承転結で構成されているストーリーが、

ウロボロスという古代の蛇のような生き物が己の尾を噛んで環となるように

ストーリーがループし、さらに、そのスタートとクライマックスの位置が

「結・起承転」「転結・起承」のように公演毎に変わる!

ストーリーや台詞の内容は同じでも、順番が変わるだけで、

違った角度から見えてくるものとは・・・・。

■これまでの作品■

極上文學 第16弾『ジキルとハイド』

〔原作〕ロバート・ルイス・スティーヴンソン

極上文學 第14弾

『桜の森の満開の下~孤独~』

〔原作〕坂口安吾

極上文學 第13弾『こゝろ』

〔原作〕夏目漱石

極上文學 第12弾『風の又三郎・よだかの星』

〔原作〕宮沢賢治

極上文學 第11弾『人間椅子/魔術師』

〔原作〕江戸川乱歩

極上文學 第10弾『春琴抄』

〔原作〕谷崎潤一郎

極上文學 第9弾『高瀬舟・山椒大夫』

〔原作〕森鷗外

極上文學 第8弾『草迷宮』

〔原作〕泉鏡花

極上文學 第7弾『走れメロス』

〔原作〕太宰治

極上文學 第6弾『ドグラ・マグラ』

〔原作〕夢野久作

極上文學 第5弾『Kの昇天~或はKの溺死~

〔原作〕梶井基次郎

極上文學 第4弾『藪の中』

〔原作〕芥川龍之介

極上文學上映会『極上幻映』

極上文學 第3弾『夢十夜』

〔原作〕夏目漱石

極上文學 第2弾『銀河鉄道の夜』

〔原作〕宮沢賢治

極上文學 第1弾『桜の森の満開の下』

〔原作〕坂口安吾

ゲキジョー☆ノートⅡ

ゲキジョー☆ノート

≪制作協力作品≫

ビジュアルボーイpresents

ベースボーーールハムレット!